何番煎じくらいかどうかもよくわからないネタ。
githubにaruduinoでVNC接続するソースがあったので、「面白そう!」と思ってチマチマとM5Stack用のコードを書いてみた
https://github.com/phillowcompiler/arduinoVNC
元がESP32+ILI9341でも動いているためか、意外とちょっとした改変でサクっと動き出した。
でも…………
う〜ん。いまいち安定しない…
自分の環境ではプチプチとリセットがかかってしまうorz
時間があれば、ラズパイあたりから/usr/bin/xrandr で320x240のディスプレイを作って、そっから転送するようにしてみよう。
2019年5月12日日曜日
2019年5月9日木曜日
【おっさんほいほい】M5StackでEmiClockをスマートウオッチ化するお話(後編)
■ 前編のあらすじ
・平成オワタ\(^o^)/
↓
・平成といえば、「時をかける少女」がブームになったよね。
|
・でも、平成の時をかけた少女といったら「EmiClock」のEmiでしょ!
←EmiClockのホームページ
↓
・おっしゃ!M5Stackが机の中でStackされとるし、スマートウオッチとして蘇らせるか!
…なんか、ちょっと違う気がするけど、細かいことはこのへんにおいといて(/・_・)/□
さっそく始めてみましょう………っ!!!
■ …その前に!
当然ですが、EmiClockには著作権というものがあります。HPを見る限りでは
・(改変したものを含めて)再配布の禁止
・画像を抜き出した二次利用の禁止
…となっています。昨今のように「いらすとや」とか「東方」の二次利用もOKというコンテンツがありふれていると、いささか厳しいと感じるかもしれません。
しかし前編でも触れたようにEmiClockが作られた時代は「フリーソフト」と呼ばれるものであればどんどん勝手に雑誌の付録CDROMに収録されていたわけですね。
ですから結局は雑誌の出版社だけが儲けて、製作者は「おいコラ!T◯chWinの付録CDに入ってたソフトうごかねーぞ!lzh?なんだそれはおいしいのか?」…という、「パソコン初心者」からのサポート対応だけに追われるということがよくあったようですね┐(´д`)┌
それでフリーソフト製作者も自衛手段として、「再配布禁止」と言わざるを得ない状況だったのかもしれません。
あとは…まだホームページ素材サイトなんてものもあまりありませんでしたから、二次利用OKになりますと、画像だけを抜き出して自分のホームページのアイコンに使ったりする事例が後を絶たなかったのでしょう。そうすると「見えないドレス」のありがたみが(中略)ですしね(ナンノコッチャ
そんなわけで、筆者もM5Stack版EmiClockのソースを公開することができないのです。
ただ、改造方法を示すくらいだったら、たぶん問題ないかと(^_^;
■ 用意するもの
結局、前置きが長くなってようやく本題。ここは悪い記事の見本のオンパレードのようなブログですね^^;
作るのは「時計」なのですが、その機能を一からコードを書くのは非常にめんどくさいので、ここは先人たちの苦労をありがたく利用させていただくことにする。(以下はgithubのリンクになっています)
・アナログ時計のサンプル
・NTPから時間を持ってくるサンプル
これらを組み合わせればあっという間にNTPアナログ時計が完成する。本当に便利な時代になったものであるヽ(´ー`)ノ
そして、時計盤やEmiの画像をEmiClockのX11版(リンクは窓の杜)ソースから持ってくればOK。ソースを解凍すると、iso-2022-jpコード(!)で書いてあるので日本語が文字化けしているかもしれない。今時のUbubtuだとなかなか相性が悪いのでFireFoxとか適当なウェブブラウザに放り込んでやった方が読みやすいでしょうね(^^;
画像イメージはすでに.hファイルになっているのでメモリ上に展開しよう。展開方法はソースを追えばそんなに複雑ではない。元がRGBカラー指定になっているので、LCD用の565カラーに変換してあげるのも忘れずに。
こうしてメモリ上に描いたデータを最後にLcd.drawBitmapする。
ね!簡単でしょう!?
売りの着せ替え機能ですが、オリジナルは1時間に1回変わるようになっているようです。
でも、自分でコードが書けるのですから……あとはわかってますよね?(⌒▽⌒;)
M5Stackは機種によって加速度センサという素晴らしいものを積んでいるので、筆者はこれを使ってシェイク動作で着せ替えされるようにしています。
意外とEmiClockの反応が良かったので動画あげてみる。シェイクでも着せ替え可能の邪道仕様w M5StackとArduinoでちょっとしたネタも簡単ですね♪— 疲労コンパイラー (@phillowcompiler) May 1, 2019
※M5StickCでスマートウォッチ化したかったけどFACESしか持ってないorz #M5Stack #Arduino pic.twitter.com/aRFWgOqP8w
2019年5月3日金曜日
【おっさんほいほい】M5StackでEmiClockをスマートウオッチ化するお話(前編)
(注意)この記事は前置きが長いです。すぐに本題に移りたい方は次の記事から。
こうした幾つかの壁を乗り越えてきた勇者たちに次に立ちはだかるのは
「なんだ!結局LチカとかHelloWorldするだけのオモチャじゃん」
という思いであります(笑)
「何か面白いネタはないか」と探しているのが、こういうマイコンをいじって遊んでいる人たちの習性だったりするのですね(^▽^;
そうしている間に時は流れ、平成も終わる…。
………そんな時に思い立ったのが
というネタであります(関連性意味不明)。
M5StackのAruduinoなら、こんなちょっとした思いつきもひょいひょいとできちゃいそうです。本当に罪作りなヤツですな。お主もワルよのう。
そして、それを筆者を含めたプログラミング初心者向け講座みたいなブログの記事にしたら、結構自己満足できそうだったので、さっそく始めてみることにしました。Let'sプログラミング!
なんていうか、シーラカンスのようなソフトです(褒め言葉ですよ!?
↓公式ページはこちら。

こういったバナーとかホームページのデザインそのものもインターネット黎明期のにおいがしますね。いや懐かしいw(当時はみんなジオシティーとかでホームページスペースをレンタルして自分のウェブページを開設することが流行ったものです)
これを見るとパソコンというものがまだまだ一部のマニアのオモチャで、ちょっといいやつになると大学とか企業の研究室くらいにしか無かったような時代に生まれたデスクトップアクセサリです。
当時はコンピューターがCUIからグラフィカルなインターフェイスを備えたものになる過渡期だったので、コンピューターのデスクトップというのはずいぶんと殺風景なものでした。
こんな具合にウインドウズシステムがまだ物珍しかったというのもあって、いろんなデスクトップアクセサリが生まれたものです。それを自分のPCにインストールして少しでも賑やかさを増し加えてGEEKっぽい雰囲気を出す時代でした。
(まだインターネットというものもあまり普及していなかったので、雑誌の付録CD-ROMからインストールしたり、ソースコードリストをチマチマと打ち込んでコンパイルしていたこともあったようです)
EmiClockは、そんなデスクトップアクセサリのひとつでした。
しかも当時のコンピューターソフトというのは、どうしてもアメリカ人のセンスというか、なんていうか、いわゆるCoolでバタくさい(死語?^▽^;)雰囲気なものが多かったのですが、EmiClockは日本人好みの、かわいらしいデザインが革新的でした。今で言う「萌え」文化の始まりみたいなものだったのかもしれませんね。
そして、まだPCといえばWindows一強という時代ではなかったので、いろんなプラットフォームに移植されていたりします。
殺風景になりがちだったX-Window系のデスクトップで、アクが強くなくて・かわいらしく・丸いウインドウのデザインは革新的だった。(http://www.wheel.gr.jp/~dai/sl-zaurus/bsd/ より)
中でもLinuxとの関わりは深いですね。
X11用のEmiClockが公開されてからは、LinuxのJG(Japanese Games and amusements)に加えられて、VineLinuxに標準で入っていたんだとか。
Ubuntuなんてものが無い時代、日本でLinuxといえばVineLinux(敬意を表してブドウ色で書く!)だったりしましたからね。あのrpmなんだかapt-getなんだかよくわからないの(笑
筆者も、実はvinelinuxをインストールしたあとにEmiClockを起動させたりしたけれど、自分はあんまりデスクトップアクセサリの類が好きではないんです。なんかチャカチャカして作業に集中できないというか…MSWindowsでも「伺か」とか流行ったことぎあったけど、すぐ飽きちゃった。¥e!
ただ、このEmiClockを熱愛していたお兄さんたちもそれなりにいたようです。起動時の「みゅっ」という声を聞いて萌え萌えになってしまい、この「みゅっ」を聞かないと仕事ができないYo!とか言うくらいならまだまだ序の口。
このソフトの最大の売りはEmiが一定時間ごとに「着せ替え」をすることでして、この着せ替えの衣装を買ったり(シェアウェアだったのです!)、「見えないドレスがある」という情報があると、どうやって出せバインダー!!みたいに四苦八苦して、X11版のソースを解析&改変してコンパイルしなおして強制的に剥いてしまった猛者たちもいたようです(笑
…ただ、きちんと正式な手順を踏んで見た方が感動が大きいとのこと(なんのこっちゃ)
……では、前置きが長くなったところで、このEmiClockをM5Stack用に移植してみよう。
また後の記事で。(^▽^;
■ はじめに
M5Stackを買った。
めんどくさい環境構築もやった。
サンプルも少しは動かしてみた。
こうした幾つかの壁を乗り越えてきた勇者たちに次に立ちはだかるのは
「なんだ!結局LチカとかHelloWorldするだけのオモチャじゃん」
という思いであります(笑)
「何か面白いネタはないか」と探しているのが、こういうマイコンをいじって遊んでいる人たちの習性だったりするのですね(^▽^;
そうしている間に時は流れ、平成も終わる…。
………そんな時に思い立ったのが
EmiClockをM5Stackでスマートウオッチ化してみよう!
というネタであります(関連性意味不明)。
M5StackのAruduinoなら、こんなちょっとした思いつきもひょいひょいとできちゃいそうです。本当に罪作りなヤツですな。お主もワルよのう。
そして、それを筆者を含めたプログラミング初心者向け講座みたいなブログの記事にしたら、結構自己満足できそうだったので、さっそく始めてみることにしました。Let'sプログラミング!
■ EmiClockとは
なんていうか、シーラカンスのようなソフトです(褒め言葉ですよ!?
↓公式ページはこちら。

こういったバナーとかホームページのデザインそのものもインターネット黎明期のにおいがしますね。いや懐かしいw(当時はみんなジオシティーとかでホームページスペースをレンタルして自分のウェブページを開設することが流行ったものです)
これを見るとパソコンというものがまだまだ一部のマニアのオモチャで、ちょっといいやつになると大学とか企業の研究室くらいにしか無かったような時代に生まれたデスクトップアクセサリです。
当時はコンピューターがCUIからグラフィカルなインターフェイスを備えたものになる過渡期だったので、コンピューターのデスクトップというのはずいぶんと殺風景なものでした。
※画像はWindows上で再現されたX-Window System。これを見てピン!と来る人もいるはず。
筆者はXBillをプレイしたくてLinuxをインストールしたものです(?)
こんな具合にウインドウズシステムがまだ物珍しかったというのもあって、いろんなデスクトップアクセサリが生まれたものです。それを自分のPCにインストールして少しでも賑やかさを増し加えてGEEKっぽい雰囲気を出す時代でした。
(まだインターネットというものもあまり普及していなかったので、雑誌の付録CD-ROMからインストールしたり、ソースコードリストをチマチマと打ち込んでコンパイルしていたこともあったようです)
EmiClockは、そんなデスクトップアクセサリのひとつでした。
しかも当時のコンピューターソフトというのは、どうしてもアメリカ人のセンスというか、なんていうか、いわゆるCoolでバタくさい(死語?^▽^;)雰囲気なものが多かったのですが、EmiClockは日本人好みの、かわいらしいデザインが革新的でした。今で言う「萌え」文化の始まりみたいなものだったのかもしれませんね。
そして、まだPCといえばWindows一強という時代ではなかったので、いろんなプラットフォームに移植されていたりします。
殺風景になりがちだったX-Window系のデスクトップで、アクが強くなくて・かわいらしく・丸いウインドウのデザインは革新的だった。(http://www.wheel.gr.jp/~dai/sl-zaurus/bsd/ より)
中でもLinuxとの関わりは深いですね。
X11用のEmiClockが公開されてからは、LinuxのJG(Japanese Games and amusements)に加えられて、VineLinuxに標準で入っていたんだとか。
Ubuntuなんてものが無い時代、日本でLinuxといえばVineLinux(敬意を表してブドウ色で書く!)だったりしましたからね。あのrpmなんだかapt-getなんだかよくわからないの(笑
筆者も、実はvinelinuxをインストールしたあとにEmiClockを起動させたりしたけれど、自分はあんまりデスクトップアクセサリの類が好きではないんです。なんかチャカチャカして作業に集中できないというか…MSWindowsでも「伺か」とか流行ったことぎあったけど、すぐ飽きちゃった。¥e!
ただ、このEmiClockを熱愛していたお兄さんたちもそれなりにいたようです。起動時の「みゅっ」という声を聞いて萌え萌えになってしまい、この「みゅっ」を聞かないと仕事ができないYo!とか言うくらいならまだまだ序の口。
このソフトの最大の売りはEmiが一定時間ごとに「着せ替え」をすることでして、この着せ替えの衣装を買ったり(シェアウェアだったのです!)、「見えないドレスがある」という情報があると、どうやって出せバインダー!!みたいに四苦八苦して、X11版のソースを解析&改変してコンパイルしなおして強制的に剥いてしまった猛者たちもいたようです(笑
…ただ、きちんと正式な手順を踏んで見た方が感動が大きいとのこと(なんのこっちゃ)
……では、前置きが長くなったところで、このEmiClockをM5Stack用に移植してみよう。
また後の記事で。(^▽^;
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