2019年5月9日木曜日

【おっさんほいほい】M5StackでEmiClockをスマートウオッチ化するお話(後編)

■ 前編のあらすじ


平成オワタ\(^o^)/
 ↓
・平成といえば、「時をかける少女」がブームになったよね。

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↑さりげなくアフィる(笑)

・でも、平成の時をかけた少女といったら「EmiClock」のEmiでしょ!
 
←EmiClockのホームページ 



・おっしゃ!M5Stackが机の中でStackされとるし、スマートウオッチとして蘇らせるか!



…なんか、ちょっと違う気がするけど、細かいことはこのへんにおいといて(/・_・)/□

さっそく始めてみましょう………っ!!!


■ …その前に!


当然ですが、EmiClockには著作権というものがあります。HPを見る限りでは

・(改変したものを含めて)再配布の禁止
・画像を抜き出した二次利用の禁止

…となっています。昨今のように「いらすとや」とか「東方」の二次利用もOKというコンテンツがありふれていると、いささか厳しいと感じるかもしれません。

しかし前編でも触れたようにEmiClockが作られた時代は「フリーソフト」と呼ばれるものであればどんどん勝手に雑誌の付録CDROMに収録されていたわけですね。

ですから結局は雑誌の出版社だけが儲けて、製作者は「おいコラ!T◯chWinの付録CDに入ってたソフトうごかねーぞ!lzh?なんだそれはおいしいのか?」…という、「パソコン初心者」からのサポート対応だけに追われるということがよくあったようですね┐(´д`)┌

それでフリーソフト製作者も自衛手段として、「再配布禁止」と言わざるを得ない状況だったのかもしれません。

あとは…まだホームページ素材サイトなんてものもあまりありませんでしたから、二次利用OKになりますと、画像だけを抜き出して自分のホームページのアイコンに使ったりする事例が後を絶たなかったのでしょう。そうすると「見えないドレス」のありがたみが(中略)ですしね(ナンノコッチャ

そんなわけで、筆者もM5Stack版EmiClockのソースを公開することができないのです。
ただ、改造方法を示すくらいだったら、たぶん問題ないかと(^_^;


■ 用意するもの


結局、前置きが長くなってようやく本題。ここは悪い記事の見本のオンパレードのようなブログですね^^;

作るのは「時計」なのですが、その機能を一からコードを書くのは非常にめんどくさいので、ここは先人たちの苦労をありがたく利用させていただくことにする。(以下はgithubのリンクになっています)

アナログ時計のサンプル
NTPから時間を持ってくるサンプル

これらを組み合わせればあっという間にNTPアナログ時計が完成する。本当に便利な時代になったものであるヽ(´ー`)ノ

そして、時計盤やEmiの画像をEmiClockのX11版(リンクは窓の杜)ソースから持ってくればOK。ソースを解凍すると、iso-2022-jpコード(!)で書いてあるので日本語が文字化けしているかもしれない。今時のUbubtuだとなかなか相性が悪いのでFireFoxとか適当なウェブブラウザに放り込んでやった方が読みやすいでしょうね(^^;

画像イメージはすでに.hファイルになっているのでメモリ上に展開しよう。展開方法はソースを追えばそんなに複雑ではない。元がRGBカラー指定になっているので、LCD用の565カラーに変換してあげるのも忘れずに。
こうしてメモリ上に描いたデータを最後にLcd.drawBitmapする。



ね!簡単でしょう!?

売りの着せ替え機能ですが、オリジナルは1時間に1回変わるようになっているようです。

でも、自分でコードが書けるのですから……あとはわかってますよね?(⌒▽⌒;)

M5Stackは機種によって加速度センサという素晴らしいものを積んでいるので、筆者はこれを使ってシェイク動作で着せ替えされるようにしています。


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