2014年5月29日木曜日

AVRマイコン事始め(書き込み編)

(前回までのあらすじ)
raspberry piで遊ぶのに飽きてしまい
AVRマイコンいじりを始めてみようと思い立った自分は
とりあえず開発環境をそろえてみた。

・AVR Studio 4.19
・チェーンツール
・WinAVR

このへんの揃え方&インストール方法は他サイトが詳しい。
さすが共立電子!
大阪はなかなか行けないけれど、
行けたらコンデンサの1~2ヶくらいは買いにいくとしよう・・・

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さて、この手の8ビットマイコンで
ひとつの壁になるのはライターである。

H8とかARMあたりは書き込みイネーブル端子をGNDに落とすなりして
UARTでガシガシで送ってあげれば良いのだから
(今は232Cポートを持つPCなんぞは絶滅しかけているとはいえ)
Windows上ではCOMを作っちゃえばなんとかなったりする。

おなじ趣味用のマイコンでよく使われるPICでも言えることだけど
ライターを買おうと思うと「えっ…こんなのが?高すぎ!」なんてことになったり
かと言って作るにしても、それなりの労力がかかる。

こんなところで初心者というものは意気をくじかれそうになるのだ
特に自分のような地方在住者だと、
いつでも秋月さんとことか千石さんとこに行けるというわけでもないわけで
(もちろんライターづくりが楽しいという人もいるようだけど(^-^;

しかし、FT-232RLというICのおかげで、AVRマイコンでは
(もちろんAVRマイコンだけではないが)ライターは恐ろしく簡単なものに
なっているようだ。
ただFT-232RLはチップだけだと表面実装だし、初心者ではまず扱えない。
DIP対応されたキットが秋月で売っている。
自分で足だけ組み立てるのがちょっとだけ安くてお得。


あとは「FTAVRW」というGUIまでついてお得な(?)ソフトがあるので、ダウンロードしておく。

あとはこのページを参考に
ブレッドボードに線材を差し込んでいって…


ん・・・いいのか?こんな簡単にできてしまって・・・

最初はリードライトがこけまくってたけれど
VCCのところに104のパスコンを入れて
USBもUSBハブからではなくて、PCのポートから直接取り出すようにすると
かなり安定して読み書きができるようになる。

さっそくLチカのプログラムを作ってみる。

ただし、AVR Studioはデフォルトでコンパイラに最適化をしようとしてしまうので
Lチカをするときのディレイタイムとして作っておく
for(i=0;i<n;i++){} ←こんな感じのループを無視してしまうので
最適化は外しておくといい。


(これがわかるまで、なんでLチカしないんだ?と相当苦労することに(^^;
tiny2313はRAMが128バイトしかないので
サブルーチン一個呼び出すだけでスタックがオーバーフローしてしまうのか?
なんて本気で悩んだw

いや、たかがLチカでこんなに苦労するとはおもわなんだw
苦労しただけあって、LEDがチカチカしてるのを見てるだけでもかなり感動したりするものだから
なかなか人間というのは都合よくできているw

さて、とりあえずLチカは成功したので、次のステップに行きたいのだが…
tiny2313の貧弱なスペックで、Lチカ以外にできることはなんだ?と悩むことに(笑)

tiny2313はここまでか…
次はmega168の方も試してみようと思う


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