■ はじめに
自分以外にこのブログを見る人はM5Stackが何たるかを既に知っているという条件で(^^;M5Stackに限らず、このテのマイコンボードにプログラムを書いてなんかさせるためには、母艦となるパソコンを用意して、そこに開発環境を用意してあげなければならない。
この作業が結構面倒くさくて、そんなに何回もやりたいとは思わないことだろう。しかし、PlatformIOを試してみたら、思いのほか快適だったので紹介したい。
■ PlatformIOとは
ここをご覧になっている方は説明するまでも無いでしょう…僕は10年近くIT関係のお仕事から離れていたので、このPlatformIOからMicrosoftのVSCodeというエディターを初めて知りました(^^;。いや、お恥ずかしいどうせMicrosoftが作るものだから、恐ろしく
トロくて!
めんどくさくて!
変で使いづらいリボンインターフェイスがついていて!
漢(おとこ)ならやっぱりviでしょう!?というイメージを勝手に抱いていたのですが(笑)。意外や意外、このVSCodeはコーディング作業でとっても使いやすいですよ。僕がプログラマーをやってたときに、こんな便利なものがあったらなあ…なんて旧石器時代からタイムスリップしてきたような感覚を味わってしまったのでした。。。
Linuxを使っているような偏屈なUnti-Microsoftな方でも、宗教上の理由がなければ(!?)公式からrpmなりdebなりを落としてサクっとインストールできるようになっています。実に素晴らしい
↑VSCodeの公式ホームページ。開いたとたんブラウザの使用OSを判別して、ダウンロードするべきファイルを教えてくれる。「さあ、ここからなんかクリエイティブなことをするのだ…」という天啓が届きそうですw
なお、僕がAsus Eee S101用に32bit用でダウンロード&インストールしたら、Linuxの32bit用はもうすぐアップデートが終了するからもう使うのはやめなよ。と絶えず警告されてしまう(笑)
まあIntel Atomを積んでいるようなネットブックというノートパソコンの形をしたオモチャではそれなりに重いです(^^;、Azureというクラウド環境前提で作られたためか、オフラインでの挙動もちょっと心もとないところがありますね
「ああ〜やっぱりAtomはダメな子だわ。」と呆れて、github謹製のAtomエディタも触らず嫌いという風評被害ももたらしているという、なかなか罪深いヤツですね(!?
■ PlatformIOの始め方
では、VSCodeのインストールが終わったら、PlatformIOの環境構築を始めよう。手順は至って簡単。
VSCodeの左下あたりに四角っぽいボタンで「拡張」というのがある。そこから拡張機能をインストールしていこう。
(1)「拡張機能」から「C/C++」をインストール
(2)「拡張機能」から「PlatformIO」をインストール
たったこんだけ。
簡単すぎませんか(@@)
…まあ、必要なものはその都度インターネットからダウンロードしてインストールするという方式のためなのか、時間はかかりますね。
プロジェクトの始め方もとっても簡単です!
PlatformIOの「ホーム」から「NewProject」を選択して…
入力する必要事項はたったの3つ。
・プロジェクト名:適当にはじめは「hello」とか(笑)
・ボード名:M5Stackもあります!psramを積んでいないFACESとかGRAYもCoreの方を選べば大丈夫ですね!
・フレームワーク:まずはAruduinoということになりますね~
・ボード名:M5Stackもあります!psramを積んでいないFACESとかGRAYもCoreの方を選べば大丈夫ですね!
・フレームワーク:まずはAruduinoということになりますね~
プロジェクト作成が最初の場合はESP32用の環境(ESP-IDF)もインストールされるので、結構時間がかかるだろう。
PlatformIOの「Platforms」のところを選ぶと「Espressif 32」というのがインストールされているのがわかる。…ずいぶん時間がかかるわけだヽ(´ー`)ノ
あとは新しくできた「main.cpp」のところを編集すればいい。Arduinoのスケッチのように「setup」と「loop」という関数ができてるので、それぞれに関数を追加する。
あ、そうそうM5StackのAdruino用ライブラリもインストールも忘れないようにして、「platformio.ini」のところにライブラリ名を書いておこう。書き方は
lib_deps =
# Using a library name
M5Stack
こんな感じ。
あとは、下に↓こんなボタンがあるので、ビルド([レ]チェックマークのアイコン)とか書き込み(雲のアイコン)すればM5Stackに焼かれる。めでたし、めでたし。
…もうすでにこのテの環境構築を説明したブログはたくさんあるだろうから、いったい何番煎じなんだYO!というネタでありました(^^;
おつかれさま。
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